『リキッドは基本メンソールを使用している』
『今吸っているリキッドにメンソールを足したい』
『ヒーヒーするようなメンソールを吸いたい』
そんな方にお手軽なメンソールリキッドの作り方をご紹介します。
メンソールの度合いを調整するために個人的には必須アイテムです
飽和メンソール液の作り方
メンソールリキッドと言っていますが、まずは飽和メンソール液なるものを作る必要があります。メンソールリキッドの原液と言いますか、めちゃめちゃメンソールが濃い液です。
その飽和メンソール液を今使っているリキッドに追加したり、VGやPGと混ぜてメンソールリキッドを作ることができます。
必要なもの
飽和メンソール液を作るために必要なものはたったの3つです。
①メンソールクリスタル
②PG(プロピレングリコール)
③ボトル
メンソールクリスタルもプロピレングリコールもamazonなどで購入できます。ボトルはリキッドを買った時などにおまけで付いてきたりしますし、同様にamazonなどで購入可能です。
今回メンソールクリスタルを100g購入しましたが、正直こんなに必要ありませんでした。。PGは利用用途が他にもあるので大丈夫ですが、メンソールクリスタルはもっと少ないものをオススメします。
一応シャンプーや石けん、入浴剤などでの使用も出来るみたいなので、今後いろいろ試してみます。
メンソールクリスタル
少しメンソールクリスタルに関して説明しておきますが、メンソールクリスタルはハッカの結晶のことで、商品の原材料名には『ハッカ取卸油(インド)』と表記されています。
また融点が42~44℃と低いので、直射日光や暖かい場所に保管しておくと溶けてしまいますので注意してください。
作り方
では飽和メンソール液の作り方です。超簡単です。
1.ボトルにメンソールクリスタルを入れる
ボトルに入るだけのメンソールクリスタルを入れます。もうパンパンに入れてもらって大丈夫です。
2.ボトルにPGを入れる
メンソールクリスタルをパンパンに入れたボトルにPGを注ぎます。
3.溶けるのを待つ
およそ一晩ほどですべてのメンソールクリスタルが溶けるかと思いますので、それを待っておしまいです。
1.メンソールクリスタルを入れる
2.さらにPGを加える
3.溶けるのを待つ
ものすごく簡単でしょう?
飽和メンソール液の使い方
飽和メンソール液は使い勝手抜群です。
メンソール感を追加する
既存のリキッドに飽和メンソール液を適量追加して使うのがメインになるかと思います。
市販のメンソールリキッドでもメンソール感が薄いと感じる場合は、少し足してメンソールを強めたり、柑橘系リキッドなどに追加して爽やかな味わいにしたりできます。
味を誤魔化す
また、味が好みではないリキッドに加えて強メンソールにして、苦手なフレーバーを誤魔化すことなども可能です。
この場合は飽和メンソール液ではなく、PG・VGを加えた自作メンソールリキッドを加えてもいいかもしれません。
リキッドの風味を変える
自作リキッドや既存のリキッドにほんの1,2滴添加するだけで、メンソール感を出さないまま風味だけ変えることができます。
表現が難しいですがフレーバーをメンソールで上書きしてかき消すのではなく、少し味わい深くなるような、スッキリした後味になるような、そういった風味の変化を味わえます。
使用量
飽和メンソール液はリキッドでいうところの香料にあたりますので、基本的には1~5%を目安にしましょう。総量5mlのボトルに加えるのであれば、0.05~0.25mlが適量ということになります。
筆者の場合、先端がシルバーの一般的なニードルボトルを使用していますが、1滴でおよそ0.01mlぐらいですので、それを元に何滴追加したかで測っています。
・飽和メンソール液は1滴(少量)ずつ追加する
・1~5%を目安とする
もちろんご自身の好みに合わせて調整して構いませんが、最初は少なく追加して、味を試して、足りなければまた追加して味見をするという感じで試すのがいいかと思います。
注意点
ニードルボトルで1滴2滴と少しずつ加える感覚で十分ですので、多量に入れてしまわないように気を付けましょう。あまり入れ過ぎると喉がやられてしまいます。
ちなみに出来上がった飽和メンソール液のみでテイスティングした際は、喉も痛いし鼻も痛いし、しばらく味覚もおかしくなってしまいましたので、絶対に試さないことをオススメします(笑)
メンソールリキッドの作り方
飽和メンソール液を元に自作のメンソールリキッドを作ることも可能です。
VG・PGをお好みの割合で調合して、飽和メンソール液を適量入れるだけです。好みもわからないということであれば、VG50:PG50で調合したのち、5%になるように飽和メンソール液を追加してください。
煙量が足りなければVGを足し、メンソール感がイマイチであれば飽和メンソールを足します。そうやって少しづつ調整し、ご自身が美味しいと思うメンソールリキッドを作ってみてください。
できれば追加する際も、何を何ml追加したのか、今の割合がどのくらいかを把握しておくと次回以降リキッドを作るときにスムーズです。
特に割合さえ把握しておけば、ボトルのサイズが変わっても問題ありませんね。
あとがき
筆者はなんでもかんでもメンソールを追加してしまうほど、メンソールリキッドばかり吸っていますが、飽和メンソール液ではなく、他の強メンソールリキッドを追加すると元々のリキッドの味が薄まってしまいますので、飽和メンソール液でメンソール感をプラスするのがオススメです。
作成する手間もほとんどなく、1度作っておけば数か月は使えますし、コストもあまりかかりません。まさに簡単、安い、うまいの三拍子揃った飽和メンソール液を試してみてはいかがでしょうか?
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