電子タバコのメリットは?路上喫煙って可能?安全性について

電子タバコ・VAPE
この記事は約6分で読めます。

『電子タバコのメリットって何?』
『路上喫煙して大丈夫?』
『電子タバコは安全?』
について解説していきます。

ぴーぐり
ぴーぐり

紙巻きタバコから電子タバコに移行を考えてる方は参考にしてみてください

電子タバコとは?

まず始めに電子タバコとは

電子タバコはリキッドを電気で熱して蒸気を吸うもの

と当サイトでは説明しています。

特にニコチンが入っていないものを指すことが多いですが、実際にはニコチンリキッド入りの電子タバコも存在します。

ノンニコチンリキッド

今回の記事で取り上げるのはこの『ノンニコチンリキッド』を使用した電子タバコについてです。

電子タバコは『タバコ』という名前が付いていますが、タバコ葉を使用していないため、たばこ事業法としては「たばこ製品」には該当しません。

電子タバコは「たばこ製品」ではない

ニコチン入りリキッド

ニコチンリキッドやニコチンソルトというものがありますが、それらを通常のリキッドに添加する形で使用します。キック感やいわゆる『吸った気』がしやすくなります。

日本ではニコチン入りリキッドの販売には許可が必要で、日本国内で販売されている電子タバコにはニコチンが含まれていません。

個人輸入であればニコチンリキッドやニコチンソルトの購入が可能といった現状です。

電子タバコのメリット

紙巻タバコから電子タバコに移行したい方や、加熱式タバコから電子タバコへの移行を検討されている方も多いでしょう。

そういった方はぜひ参考にしてみて下さい!

ランニングコストが安い

紙巻きタバコや加熱式タバコに比べると、コストダウンすることができます。

加熱式タバコ同様、本体を購入するために初期費用は掛かりますが、ランニングコストは1/3~1/5になることが多いです。

有害物質が含まれていない

タール、ニコチン、一酸化炭素といった、紙巻きタバコで危険視される有害物質が含まれていません。

なので、部屋や歯の黄ばみ、衣服や髪に付く臭いもありませんし、周りの方への受動喫煙もなくすことができます。

ただし、有害物質が含まれていないので100%安全かというと、歴史も浅く安全性が証明がされていないのも事実です。肺に煙ではなく蒸気を定期的に送り込むことのもたらす悪影響は現状不明なので、その点は自己責任です。

火を使わない

紙巻きタバコによる火事も少なからず起こりうるでしょうから、火を使わない電子タバコにとって、その点はメリットと言えるでしょう。

燃焼による一酸化炭素が出ないというのも前述の通りです。

汚れない

紙巻きタバコには必ず灰や吸い殻といったゴミが出ますが、電子タバコの場合、常にゴミが出るといったことはありません。特に灰に関しては、風で散らかったり火種が思いもよらぬ場所に落ちてしまったり、紙巻きタバコを吸っていた方であれば誰しも経験があるでしょう。

有害物質の部分でも書きましたが、部屋や歯、衣服への黄ばみや臭いがなくなるのもメリットですね。

メリットまとめ

・ランニングコストが安い
・有害物質が含まれていない
・火を使わない
・汚れない

電子タバコのデメリット

一見、紙巻きタバコに比べメリットばかりに感じられますが、いくつかデメリットも存在します。

吸いすぎてしまう

これは特に紙巻きタバコから移行した方に多いように感じますが、いつ終わっていいかわからず、ついつい吸い過ぎてしまうというパターンです。

紙巻きタバコであれば1本燃焼しきるまで、加熱式タバコであれば1回分の電源が切れるまでといった形で『吸い終わり』が明確になっていますが、電子タバコでは好きな時に好きな量だけ吸うことができます。

なので、ニコチンが入っていないのも相まって『無限に吸える』という状況に陥りがちです。

ぴーぐり
ぴーぐり

私も電子タバコを無限に吸い続けた1人でしたw

メンテナンスが必要

最近流行りのPOD型であればメンテナンスというほど大げさな作業はないですが、リキッド式のVAPEなどでは定期的なメンテナンスが必須です。

※使い捨て式の電子タバコであればメンテナンスは不要ですが、ランニングコストは高くなります。電子タバコの種類や特徴を知りたい方はコチラ↓

手軽に購入しづらい

Dr.VAPEなどであればコンビニで購入することも可能ですが、ネットで本体やリキッドを購入する場合が多いでしょう。

一般的な紙巻きタバコやアイコス、グローなどといった加熱式タバコに比べると購入に手間がかかり、吸いたいときに手軽に吸えないというのはデメリットと言えるでしょう。

デメリットまとめ

・吸い過ぎてしまう場合がある
・メンテナンスが必要
・購入しづらい

路上喫煙は可能?

よく聞かれるのが、電子タバコは路上喫煙が可能かということです。

電子タバコが条例などで禁止されていない場合、結論から言うとたばこ製品ではないので可能ということにはなります。

あくまで客観的に考えた場合、有害物質を含んでいない、たばこ製品でもない蒸気を出しているだけなので、問題はないはずです。

ただし、タバコの煙(それが蒸気だとしても)を見ただけで不快に覚える方や、有害だと感じる方もいるでしょう。

なので、私個人の見解や一般的な意見としては

喫煙可能スペース以外で吸わない

ということになるでしょう。

すでに喫煙者の肩身も狭くなって長くなりましたし、屋内では吸えないのが普通になってきた世の中ですので、わざわざ波風立てる必要もないでしょう。

自宅の中でも吸えないような風当たりの強い家庭のお父さんでも、電子タバコであれば家の中での喫煙も許してもらえるかもしれませんね。

海外では電子タバコでもタバコとして扱われている国もあるようです。

電子タバコの安全性について

火事などの危険性はない

メリットのところでも説明しましたが、火を使わないといった点では間違いなく安全と言えるでしょう。

一部の粗悪品を除き、リキッドも安全性の高い成分しか使用されていませんので、そういった点でも安全だと言えるでしょう。

健康被害に関しては不明

健康被害に関しては、正直現段階では分かりません。

紙巻きタバコが健康に及ぼす害については、長年のデータにより証明されていますが、電子タバコの場合、歴史も浅くまだ不明といった状況です。

有害物質を含まないリキッドを気化させて吸っているので安全のように感じますが、リキッドの成分で安全性が担保されているのは既存の使用方法の場合で、肺から吸い込むことは想定されていないはずです。

今後改めて危険性が明示されたり、やっぱり安全だと言われるかもしれませんが、いつになるのかもわかりませんので、何度も言うようですがその点については自己責任で。

あとがき

電子タバコのメリット・デメリット、安全性などについて説明してきましたが、まだわからない部分も多いですね。

禁煙のために紙巻きタバコから電子タバコに移行する分には、コスパも良く、おすすめですので興味ある方はぜひ電子タバコも試してみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました