加熱式タバコのメリット!有害性や紙巻タバコとの違いを比較

加熱式タバコ
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『加熱式タバコって何がいいの?』
『害はないの?』
『紙巻きタバコと比較してどう違うの?』

という疑問にお応えしていきます。

ぴーぐり
ぴーぐり

外見は違いますが、紙巻きタバコと加熱式タバコって割と共通点も多いですよね

紙巻きタバコ

紙巻きタバコとは

数年前まではタバコと言えば、紙巻きタバコ一択だったでしょう。タバコの先端に火をつけ、フィルター部分を咥え、そこから煙を吸うというものですね。

煙をモクモクとさせながら、副流煙を撒き散らし、喫煙所、居酒屋、パチンコ屋さんなんかで当然のように喫煙されていましたね。

もっと遡れば、駅のホームや路上などいたる所で喫煙者を見かけました。昔のドラマなんかではオフィス内でも普通に喫煙されていますね。

紙巻きタバコの特徴

紙巻きタバコのメリットというと、正直特にないですが、強いて言えば飲みニケーションのように喫煙所で生まれる会話くらいでしょうか。まぁ、特に必要ないですねw

喫煙所のように周りが喫煙者のみであれば、それぞれが自己責任ということで問題ないのでしょうが

喫煙者の周りにいる人が受動喫煙にて吸気してしまう副流煙

が特に問題です。

喫煙者がフィルターを通して吸気する主流煙よりも、周りにいる人たちが吸ってしまう副流煙の方が害は大きく、そういった受動喫煙が大きく問題視されました。

ぴーぐり
ぴーぐり

何年も副流煙を撒き散らしてました。すみません。。

紙巻きタバコが及ぼす身体への有害性

紙巻きタバコには、200種類以上の有害物質が含まれていると言われています。その中でも、特に有害なのがタールと一酸化炭素です。

ニコチンも依存性があり、タバコを吸い続けてしまう要因になっていますね。

タール・一酸化炭素・ニコチン

もちろん有害物質が200種類以上も含まれているので、その他にも色々と問題はあるのですが、加熱式タバコとの比較のために上記3種類をピックアップしておきます。

タール

タールは紙巻きタバコに含まれる中でも最も有害だと言われています。髪の毛や衣服につく臭いや壁や歯を黄ばませてしまうのも、タールによるものです。

さらにタールには発がん性があるとも言われています。

一酸化炭素

火事などで一酸化炭素中毒という言葉を聞いたことのある方も多いでしょう。紙巻きタバコは火を使いますので、タバコの燃焼により一酸化炭素が発生します。

一酸化炭素により、血液中のヘモグロビンの働きに悪影響を及ぼし、酸素不足になり、最悪の場合死に至ります。

ニコチン

ニコチンは依存性・中毒性が高く、タバコを吸い続けてしまう大きな原因になっています。また、小さな子供などが誤ってタバコを食べたりしてしまうと、中毒死してしまう場合もあります。

ニコチンそのものには発がん性はないのですが、ニコチンが分解・代謝されることにより生み出される物質には発がん性があるとも言われています。

加熱式タバコ

加熱式タバコとは

加熱式タバコを一言でいうと

火を使わずにタバコ葉を電気で熱して吸うもの

のことで、煙を吸うわけではなく、加熱式タバコは蒸気を吸うものになります。吐いたときに出る煙のような白い蒸気は、煙ではなくVAPEと同じエアロゾルと呼ばれる蒸気です。

アイコス(IQOS)やプルームテック(PloomTech)、グロー(glo)が有名ですね。

加熱式タバコの種類

加熱式タバコには高温加熱式と低温加熱式との2種類が存在します。

高温加熱式

タバコ葉を使用した専用のタバコスティックなるものを本体に差し込み、電気で加熱することで蒸気(ベイパー)を吸うものです。

例:アイコス イルマ、アイコス3、プルームエックス、グロー

低温加熱式

タバコ葉を直接加熱せずに、電子タバコ(VAPE)同様にリキッドを加熱して蒸気を発生させ、その蒸気をタバコ葉に通過させるというものです。

例:プルームテック

中温加熱式

アイコス リルハイブリッドは高温と低温の間で、中温加熱式と呼ばれることもあります

加熱式タバコの特徴

加熱式タバコの特徴は先ほども書きましたが

燃焼させずに電気で加熱してニコチンを含む蒸気を吸う

というものです。

紙巻きタバコと比べ熱する温度が低くなりますので、タールなどの有害物質の発生率が9割低減されると言われています。

なので、副流煙に含まれる有害物質も1割になっているということになります。ただし、ニコチンやタールのそのものの量が9割減っているわけではないので注意が必要です。

また、燃焼による煙の臭いはほとんどないのですが、加熱することにより独特な燻したような臭いがします。

加熱式タバコが身体へ及ぼす有害性

まずは有害物質が9割減になっていることは先ほども書きましたが

加熱式タバコだからといって健康被害が9割低減されたわけではない

紙巻きタバコで含まれていた有害物質は1割になっているのでしょうが、エアロゾルなどを含む紙巻きタバコには含まれていない成分が、健康被害を及ぼす可能性ももちろんあります。

紙巻きタバコが及ぼす悪影響は、タバコの歴史からも明らかで原因になっている物質や発がん性なども立証されていますが、加熱式タバコに関してはこれからになるでしょう。

加熱式タバコのメリット

紙巻きタバコから加熱タバコにするメリットは

副流煙による受動喫煙を減らせる
煙による臭い、壁などの汚れを防げる

ということがあげられるでしょう。

火を使わないので火事になることも防げるでしょうし、副流煙や臭いなど周りに悪影響を出しにくくなっています。(紙巻きタバコより加熱式タバコの臭いの方が嫌いという方もいるようですが)

ただし、健康被害から考えた場合、加熱式タバコにメリットがあるとは言いづらい現状です。

あとがき

色々と書いてきましたが、紙巻きタバコだろうが加熱式タバコだろうが、結局タバコと名の付くものにメリットはないと言うことですね。

わかっていたことではありますが、早くやめなきゃという思いは強くなりました。(やめるとは言ってない)

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